Q2.妻の暴言や暴力が酷いです。・・・でも。

男の家庭問題Q&A Q2

 

 

Q2.妻の暴言や暴力が酷いです。・・・でも。

日頃から妻の暴言、暴力が酷いです。

周りに相談したら皆、「そんな女とは別れろ」というのですが・・・。

正直、自分としてはたしかに相手の態度はキツいですけど、
そこ以外は特に不満はなく、できればこのまま続けていきたいのです。

何か良い知恵はないものでしょうか?

 

A.「止めさせよう」とせず、「共存」する方向で努力した方が良い。

他人に対して醜悪な暴言や暴力を振るうことができる者は、
元々、そういった素養のある人間である場合が多い。

レベルにもよるけれど、この手のタイプと今後も生活を続けていくのであれば、
完全に暴力、暴言を回避するのはかなり難しいと覚悟をしておくべきだ。

 

元々の気性や性格の問題なんだよ。

しかし、あくまで続けていく上での知恵を、とのことだから、
まあ、そういう方向で考えてみよう。

 

相手がそういった素養のある人間であることを承知の上なのであれば、
やはり相手を変えることよりも自分が努力をするしかないな。

これは男女間だけじゃなくて一般の人付き合い全てに言えることだけど、
自分が何か不満を抱いた際に、周りを変えようとするのは間違いだ。

かえって無用な軋轢を生む。

 

大体、「止めさせる」なんてキツ過ぎるだろう。

必ずどこかでまた大爆発を起こすことになる。

 

そんなやり方をするよりも、自分を変えた方がはるかに負荷が小さい。

 

勘違いはしないでもらいたい、
決して暴力を振るわれている方が悪いと言っているわけじゃないんだ。

 

ただ、相手が暴力、暴言をするタイプの人間なのであれば、
そういう相手とうまく付き合っていくにはどうしたら良いかと考えた方が
前向きな対応を検討しやすいだろう。

 

他人に協力を仰ぐのも良いと思う。

そうすれば、少なくとも今の状況を幾分か変えることができるかもしれない。

 

ただ、繰り返しになるけれど、手が出る人間は「素養」の問題で、
基本的に加害者本人が自分から止めようと努力でもしない限り治らない。

これは職務上の経験だけでなく、僕個人の知見に基づいて言っている。

 

子どものためだとか、何か事情があるのだろうけれど、
今後、どうしても辛くて我慢できなくなった際の選択肢も別に用意しておくべきだ。

 

おせっかいかもしれないけれど、真剣に考えた方が良い。

 

 

回答者

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行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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