妻からのモラルハラスメント 被害が顕在化しにくい精神面への暴力

妻の暴言・モラルハラスメント

 

「モラルハラスメント」題目

1.「妻の暴言 被害が顕在化しにくい精神面への暴力」

2.「妻のモラハラへの対処法」

3.「モラハラは法律で解決すべき問題なのか」

 

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行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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モラルハラスメント、いわゆるモラハラというのは、
直接的な暴力を伴わない、精神的な暴力や嫌がらせのことを指すものと言われている。

DVのような直接的な暴力とは、ちょっと違うものだな。

 

モラハラは肉体的な暴力を伴わないから、
一般的には大きな問題にはならないとも思われがちだ。

しかし、肉体的によりも、精神的に抉られることの方がよっぽどこたえる場合だってある。

 

家族のためを思って一生懸命働いているつもりなのに、
人間扱いされないレベルで見下される、理不尽を押し付けられる。

それが「家庭」という、ある意味では逃げ場のない場所で行われるんだ。

 

そんな状況が続いたら、誰だって生きる希望をなくしてしまう。

 

肉体的な暴力は死んだりしない限り、案外、耐えることができるのだけれど、
精神的な面についてのダメージはそうもいかない。

 

人間ってのは、心で立っている生き物だからな。

 

これについては男女に差なんかない。

 

むしろ、一般的には女の方が口が達者な場合が多いから、
精神的な面でやられてしまっている男は実際のところ、かなりの数いるはずだ。

 

 

・日頃から睨みつけてくる

・会話を無視する

・何を言っても上から目線で否定する

・事あるごとに嘘つき呼ばわりする

・侮蔑の言葉をかけたり、嘲笑する

・マザコン、シスコンなどと罵る

・ハッタリ等で不安を煽り、相手を自分に従わせようとする

・夫の親の悪口を言う

・親兄弟を引き連れてきて、夫に自分の親の悪口を無理矢理言わせる

・子供に夫の悪口を吹き込み、本人に言わせる

 

 

上記は典型的なモラハラの一例だけれど、実際にはもっと男のプライドを逆なでしたり、
尊厳を踏みにじられるような酷い悪態をつかれたりしているのが実情だ。

 

モラハラはほんの小さなものがきっかけで始まる場合が多い。

例えば、日常生活の中で相手がちょっとした強気な態度を取った時、
それに対してあなたが弱気な言動や態度を相手に見せてしまったりしたとする。

そういった「舐められる要素」を作ってしまったことによって、
モラハラが常習化してしまうようなこともあるんだ。

 

 

 続き「妻のモラハラへの対処法」

 

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