たかだか1、2年程度で事情変更だと?ふざけるな!
巷では離婚に先駆け、公正証書を交わしておけば安心という話が出回っているが、
これについても完璧な手段とは言い難い。
当事者同士の合意には、事情変更という考え方が適用される場合があるからだ。
これは合意形成当時に予想し得なかった事情が発生した場合は、
その事情を勘案した上で柔軟に合意内容を変更できる余地を認める原則論。
しかし、前置きとして「合意当時に予想し得なかった」とある以上は、
その解釈、適用については厳密に行われるべきだよね。
そうでないと、なんのために公正証書まで作って合意したのかわからないし。
ところが、そういった原則の存在を逆手にとって、
身勝手な都合で合意を一方的に破棄するような事例が後を絶たない。
これは当事者が自分でそうしているのではなく、
そういった行為をバックアップする弁護士ありきの対応だね。
一般人の感覚で考えたら、公正証書をブッチするなんて考えに至るわけがないから、
弁護士にそうアドバイスを受けた上で、と考えるのが自然だろう。
実際にホームページなんかにそういった行為を「成果」と称して、
高々と掲げているような事務所もあるし。
そういう背景を基にして身勝手な考えで、
離婚時に合意した面会交流を中断させたりする手口に及ぶ弁護士が後を絶たない。
しかも、公正証書を作って1、2年程度で、だぜ?
そんな短い期間で変更しなければならない事情ってのは、「予測し得なかった」とは言えないだろう。
そして、そういう道理で詰められて返答に困ったりすると、
今度は「子の身に危険が及ぶ恐れがあるから」とか言って連絡すら取らなくなる。
こんな行為を弁護活動の一環として放置している弁護士会も、どうかしているんじゃないのか。
連れ去り魔女みたいな真似している人間に、
世間に対して家庭問題の専門家ヅラなんかさせるんじゃない。
そういうのを取り締まることすらしないってんなら、なんのために自治権認められてんだよ。
また、そういったイイカッコしいの事務所ほど、いざその表記が問題視されたりすると、
急にページを削除したりして初めからなかったことにしたりするんだよな。
怒られて消すくらいなら、
初めからアップなんかするんじゃねぇよ。
最近、共同親権導入に向けての要綱が上がったとニュースになっていたけれど、
この件に関して弁護士、そして弁護士会に解説する資格はないよね。
こんな手法に走っている弁護士が今現在においても存在しているんだからさ。
結局、そういうのを放置した上で、
世間に対してイイカッコだけしていたいなんて通るわけがないだろう。
裁判所から合意を履行するように言われても、無視して連絡すらしないんだぜ?
法の執行を無視しているような連中に、
新しい法制度について論じられる筋合いなんてないでしょう。
家族関係や子の養育に関して、弁護士達は世間にコメントできる立場にないよ。
実際に親子関係を断絶させているのは弁護士達なんだからさ。
違うってんなら、早くなんとかしてみせろよ。
自浄作用のない集団なんかに、発言権なんか与えちゃダメだろうが。
2024.02.04 wrote
行政書士 吉田 重信