根本的な部分で価値観が違う相手と結婚してはいけない
「壊れにくい家庭の作り方」題目
2.「根本的な部分で価値観が違う相手を選んではいけない」![]()
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行政書士明和事務所
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正直、この話題についてはできうる限り、触れたくはなかった。
夢も希望もないような話になりかねないからな。
しかし、昨今の家庭事情では、
明らかにこれが原因で家庭崩壊に至っているであろうケースがあまりにも多いと感じる。
それゆえ避けたい話ではあるが、意を決して論じようと思う。
ラインとは生活環境、もっと掘り下げて言うと、生活水準を指す。
伝わりにくくなってしまうから敢えて言葉を選ばすに言わせてもらうが、
要は「ライン違い」ってのは、生まれ育ってきた環境レベルの違いだよ。
まぁ、僕が勝手にそのように表現しているだけで、
そういった概念が学術上とかで存在しているわけじゃない。
ひとまず、ニュアンスを伝える為に、
ここではそれを「ライン」と称して話を進めさせてもらう。
偏にラインと言っても様々な概念があるが、
家庭内において大きな問題点となりうるポイントは大まかに言って三つある。
それは、金、食、そして、生活排水だ。
ラインの違いは、この三つに対する考え方や価値観に大きな隔たりを作る要因ともなり得る。
金に関しては、一般的な金銭感覚や、
購買、貸与等に対する感覚、プライオリティの違いを指す。
これに関しては、今更、掘り下げて説明するまでもないだろう。
食に関しては味の好みだとかそういった部分ももちろんあるけれど、
何もそこだけを問題として挙げているわけじゃない。
食品に対する考え方や作法、基本的な感覚のこと等も含めた上での話だ。
・・・ちょっと、わかりにくいか。
例えば、食品の処理や扱い方、捨て方だとか、食事時のマナーだとか、
そういったことに対する感覚の違い全般を指して言っている。
生活排水については、水回り全般。
台所や洗面所、風呂場、そしてトイレ。
まあ、身もフタもなく言うと、排泄に関係するものだな。
この三点に対する考え方の剥離は、
家庭崩壊の一端を担う大きな問題点となりうる可能性を秘めている。
・・・なぜかって?
これらの物事は 感覚的に譲りがたいもの だからだよ。
上記、三点の共通点は、感覚に作用する事象であるという点だ。
不快、汚い、気持ち悪いってのは感覚的なものだけれど、
感覚的なものだからこそ理屈では割り切れないし、譲りようがない。
例えば、ウ○コを汚いと思うのは皆、共通だろう?
・・・えっ!?
そうでもないだって!!?
・・・たしかに、そういう世界もあるのかもしれないな。
いや、まあ、そっちを掘り下げて論じていたら流石に話が脱線してしまうから、
ひとまず、一般論としてはそうだとして話を進めさせてほしい。
一般的に汚物とされているウン○について、
いかに理屈や考え方を変えてみたとしても、汚物であることには違いないだろう。
無論、肥料だとかに流用されている場合もあるから、
ただの無用な汚物として扱うのは違うと思う。
しかし、それにしたって「汚いもの」という定義自体が変わることはないはずだ。
例え自体が汚い話で申し訳ない。
しかし、これも同じこと。
こういった僕の言い回しについて、
不快、無理、と思ってしまった人はここで読むのを止めてしまうだろう。
逆に情報さえしっかりしたものであれば表現の仕方は特に気にしないと、
このまま読み進める人もいるはずだ。
その感覚を実際に体験してもらうために、敢えて極端な例え話で説いている。
僕が議題としているのは、そういった感覚の違いだよ。
そしてこういった感覚の形成は、
やはり育ってきた環境というファクターが大きく作用していると思う。
僕がなぜ、この話題をできうる限り避けたかったのかというと、
こういった感覚の違いが身分違いは結婚できない話として受け取られかねないと思ったからだ。
これはね、断じて、そういう話ではないんだ。
ラインの違いと家柄等の違いはまったくの別問題。
だから、冒頭ではあくまで環境レベルの違いだと説いている。
家柄と生活環境のレベルは、必ずしも直結するものではないからね。
今現在、携帯やネット、その他婚活ツールの発達や商業化に伴って、
交際、結婚の実態、様相も多様化してきている。
過去では恐らく知り合うことすらなく終わっていたであろうタイプの人達が、
知り合い、深い仲になりうるチャンスが増えたんだ。
それに伴い、互いに持っている世界の違いによって、
激しいトラブルに陥る事例もそれだけ増えてきたという話なんだよ。
前述した通り、感覚的なものだから譲れない。
そして、互いに譲れない上に知覚、もとい理解し辛い世界の話だからこそ、
より激しいトラブルに発展し易いんだ。
相手がなんで腹を立てているのか理解できれば納得できるだろうが、
理解不能な世界で腹を立て続けられたら、今度は自分も腹が立ってくるだろう。
こうなってしまったら、もう後は互いに罵り、傷つけ合うことしかできなくなる。
身分や人種に差があるわけじゃない。
しかし、共に同じ場所で生活をしていくんだ。
この感覚の違いは思っている以上に 致命的 だよ。
前述した三点は重要な点ではあるが、あくまでも一例。
正直、ここには書ききれんくらい、互いの感覚の違いが生むトラブルの種は存在する。
壊れにくい家庭を作っていくためには、
そういった視点も持った上で相手選びから慎重に行わなければならない。
ドライに聞こえるかもしれないが、これは本当に大事なことだよ。
