男の話し合い離婚Q&A Q3
Q3.面会の回数や方法で中々折り合いがつきません。
離婚することが決まり、金銭処理や親権の問題もあらかた片付いたのですが、
最後に子との面会の回数や方式で折り合いがつかず困ってます。養育費を払う以上、こちらには面会を請求する権利はあるはずでしょう。
最後に子との面会の回数や方式で折り合いがつかず困ってます。養育費を払う以上、こちらには面会を請求する権利はあるはずでしょう。
A.愛情、愛憎は「権利」、「義務」では割り切れん。
離婚と子どもの話になると、
必ず「親権」だの「面接交渉権」だのの言葉が出てくる。
だから、どうしてもそういった面から話を考えてしまうのは、まあ、仕方がない事だと思う。
でも、元々、子と面会したいと思うのは「権利があるから」ではないだろう?
それと同じで、元配偶者が面会に協力するのも、
「義務だから」というのとはちょっと違う。
女性が面会に協力する動機は、それとはまた別の場所にもあったりする。
だから、面会をただの権利、義務の話にするだけでなく、
相手にも協力を促す形で話をするよう努力した方が良い。
「義務は義務、協力を求めるなんて生ぬるい」だって?
それは違う。
もし、そんな風に考えているのだったら、
ちょっと考え方に現実味がなさ過ぎるから、少し考え直した方が良い。
子どもは一人では会いに来られない。
これは決して、物理的な意味合いだけで言っているわけではないからな。
回答者
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行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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