連れ去り弁護士に対する処罰規定なしに共同親権は語れない

連れ去り弁護士を処罰できない共同親権は無意味

 

「男の親権問題」題目

1.「父親は親権者になれるか」

2.「親権を取りたい父親が考えなければならないこと」

3.「離婚したとしても親子の関係はなくならない」

4.「子が父親の実績を認めてくれるとは限らない」

5.「連れ去り弁護士を処罰できない共同親権は無意味」

 

関連法律知識

・親権の変更と喪失

・面会交流の権利性と不当な面会拒否

 

お知らせ

 共同親権の獲得によって面会事情は変わるのか

 共同親権の獲得に解釈の余地を残しては意味がない

 

書いた人

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行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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共同親権に関する要綱を見た限りでは、
実際の現場で起こっている子の連れ去りやDVのでっちあげは全く考慮されていない。

これらは全て、長年に渡り弁護士達が行ってきたことだ。

 

どうも、その手の事例は公には”存在しないもの”として扱われているようだね。

要綱がこれらの問題について、なんら具体的な対策案を練ってきていないところから見ても、
この話題は表立って論じられてはいないのだろう。

 

しかし、共同親権、共同養育を考える上では、
この件についての議論を避けてしまっては意味がない。

現状の子の処遇の不備に関しては、それが原因となっているケースがとても多いからだ。

 

つまり、この件についての議論をしないという事は、
どんなに立派な要綱を固めたとしても、絵に書いた餅にしかならないということでもある。

 

 

結局、”やっている感”を出しているだけで終わるということだな。

 

初めからそういうつもりだというのならば、仕方のない話だが。

 

 

本気でこの件にメスを入れる気があるのならば、
これまで連れ去りや面会妨害を行ってきた弁護士達もまとめて糾弾しないとダメだろう。

今、現在進行形でも、そういった戦略を取っている弁護士はいるんだからさ。

 

そういった面を「そこに触れるのは軋轢が生じるから」と、
表だった議論を避けたりしていたりなんかするから骨抜きみたいな話にしかならないんだ。

 

こんな聖域に配慮()みたいな話になるのは、
当事者である弁護士業界自体を法案や要綱の創設に関与させたりしているからなんじゃないのか。

加害者の立場にいる者達に制度設計に関わる議論なんかさせたら、
都合の悪い話なんかカットしてしまうのは当たり前じゃん。

 

結局、共同親権、もとい親子分断の問題を本気で解決しようという覚悟もなく、
形だけ対応しておけばよろしいみたいになあなあで済ませているから、こんなレベルの話にしかならないのだろう。

 

 

 

バカじゃねぇのか。

 

身内斬りする覚悟もなしに、この話題に触れるなよ。

 

 

 

弁護士が親子分断に関与しているとかじゃなくて、弁護士が作ってきた社会問題なんだよ、これは

 

問題を作ってきた張本人達に結論を出させていいような話じゃない。

 

本当に子の権利と親子分断を問題と考えているのならば、
それを阻害してきた者達への明確な処罰規定でも作らなければ意味がない。

そういう姿勢でも見せなければ、誰もこの問題に関心など持たないだろう。

 

連れ去りへの関与は懲戒事由で、事例と情報を公表するくらい言ってみたらどうなんだ。

 

 

どうせ芯を打つような話なんてしていないって、皆、わかってんだよ。

 

うまいこと煙に巻いている、バレていないなんて考えているのは、
芯への言及を避けてきた加害者達だけだ。

 

 

 1.「父親と親権 父親は親権者になれるか」

 2.「親権を取りたい父親が考えなければならないこと」

 3.「離婚したとしても親子の関係はなくらない」

 4.「子が父親の実績を認めてくれるとは限らない」

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